新時代のランボルギーニのフラッグシップモデルである「ランボルギーニ レヴエルト」を忠実に再現したモデルになります。
これまで弊社では長きに亘ってアヴェンタドールの各タイプを製品化してきましたが、その後継機種にあたるレヴエルトは、まずは2023年発表の基準車を1/43でモデル化いたします。原型は、ランボルギーニ社から提供を受けた実車の車両データを元に、モデルカーとして必要な要素を抽出して設計しています。意図的な造形の強調やアレンジを行わない実車に忠実な造形を目指すのは弊社のスタンダードとなります。
レヴエルトのエクステリアデザインは、曲面と複雑なプレスライン、そしてエッジを組み合わせたものとなりますが、ボディ全体を一体成型すると、彫りの深さやシャープさが損なわれることもあるため、Cピラー周りやリアフェンダー、サイドシル近辺などは部位ごとに分割して成型する工夫を凝らしています。
灯火類に関しては、リフレクター部とレンズ類はすべて別パーツ化した、奥行き感のある実車さながらの表情を目指しています。ウィンドウ類は車体に合わせてプレスしたエッチング製の窓枠で透明フィルムを抑え込むように装着することで、経年変化で浮いたり剥がれたりするトラブルを最小限に抑えます。
ホイールはシャープな真鍮切削原型を元に、ホワイトメタル製鋳造部品に置き換えたものに、丁寧な彩色を施しました。
内装も実車のデータを1/43スケールへと最適化して造形。随所にあしらわれたボディカラーと共色のトリムカラー、ステッチ類、細かな計器類などはデカールでの表現とし、その上から実車の質感に合わせてツヤ加減をコントロールしたクリアコーティング塗装をオーバーコートしています。
現在はまだ基準車のみが公開されているレヴエルトですが、おそらくはアヴェンタドール同様に、種々のバリエーションモデルが生み出されることは予想されます。弊社では今後もレヴエルトのバリエーション展開を実車に倣ってキャッチアップしていこうと考えています。
※大判アクリルベース、アクリルクリアーカバー、エッチング製エンブレム、シリコンクロス付属
※お一人様2台限り
※2025年10月発売予定
※Released in October 2025
ミウラ、カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドールと続く、ランボルギーニのV12ミッドシップ・フラッグシップの系譜。ランボルギーニは2020年代に車両の電動化を推進することをアナウンスしていますが、2019年発表のシアン FKP37、同車をベースにしたカウンタック LPI 800-4という少量限定生産のハイブリッド車を挟んで、2023年にレギュラー生産のフラッグシップ・モデルとしてハイブリッド車のレヴエルトを発表しました。
レヴエルトはシアンのそれとは根本的に異なる、まったく新設計の6.5リッターV12と3機のモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、EVモードでも走行可能。しかしながら、そのシステムが牙をむけば、エンジン単体でもアヴェンタドールの最終進化形であるウルティメの770馬力を凌駕する825馬力、これにモーターの190馬力を加えたトータル1015馬力を発生し、最高速度は350km/h、0-100km/h加速は2.8秒を誇ります。
ハイブリッド車となれば、エンジンに加えて、モーターやバッテリーなどを搭載することによって大幅な重量増が見込まれます。しかし、レヴエルトはカーボン素材をセンターモノコックだけでなくフロントセクションにまで用いることによって、アヴェンタドール比で車両重量200kg増に抑え、なおかつ大幅なパワーアップを図ることで、パワーウェイトレシオは1.75kg/馬力とアヴェンタドール比で0.23kg/馬力ほど向上させているのです。
エクステリアデザインは近現代ランボルギーニDNAを受け継ぎながら、航空宇宙エレメントにヒントを得たという、非常に複雑かつ部分部分の主張が極めて強い、アバンギャルドなものとなっています。内装は「Feel like a pilot」なるコンセプトで、ドライバーを取り囲むように配置されたインパネやセンターコンソール、ドアトリムなどが目を惹きます。
発送予定日:未定