ランボルギーニのワンメイクレーシングカー「ウラカンスーパートロフェオ」を公道用にデチューンをした「ランボルギーニ ウラカン STO」を忠実に再現したモデルになります。
STOのモデル化にあたって、原型はランボルギーニに提供を受けた造形データを元に3D CADで設計しています。ボディの造形に関しては意図的な造形のデフォルメなどを行わない客観的なプロポーション表現に努めています。
ただし、例えばプレスラインの抑揚や面表現など、スケールダウンした際に消失してしまうようなものに関しては、より実車らしく見せるという狙いで調整を行っています。
一方、リアカウル上には魚の背びれのようなシャークフィンが備わり、コーナーリング時のクルマの姿勢を安定させるほか、ディフューザーとリアウィングがダウンフォース増大とドラッグの低減をはかります。こうした複雑な形状のエクステリアはパーツの分割箇所を最適化することで、実車の意匠をパーフェクトに捉えています。
実車では軽量なマグネシウム素材となるホイールは真鍮のCNC旋盤で切削したシャープなモールドの原型をホワイトメタルの鋳造部品に置き換えての再現となります。その繊細なスポークの奥には、STO自慢の装備である、何とF1マシーン譲りとされるブレンボ開発の特殊なCCMRカーボンセラミック・ブレーキディスクを再現しました。独特の質感表現をご確認ください。
すでに生産が終了したウラカンですが、実車のセールスが好評だったことやレースで活躍したこともあり、多数のバリエーションモデルを輩出しています。弊社では今後もウラカン10年の歴史を彩った名モデルたちを製品化予定ですのでご期待ください。
※アクリルベース、クリアケース付属
※限定商品はお一人様2台限り
※2025年11月発売予定
※Released in November 2025
1963年に創始したランボルギーニ。当初はフェラーリをライバルに据えてV12エンジン車のみをラインナップしていましたが、1973年にエントリーラインとしてV8エンジン搭載のウラッコを発表。以降、ランボルギーニは途中でブランクはあるもののフラッグシップのV12と、エントリーラインのV8ないしはV10搭載したベイビーランボを併存させてきました。
中でも2003年にV10エンジンを搭載して登場したガヤルドは、より多くの人にランボルギーニの門戸を開く稀代のヒット作となりました。その後継機種として2014年に登場したのがウラカンとなります。ウラカンはガヤルド同様にメカニカルパートの多くを親会社のアウディR8とシェアしていたことでも知られています。生産台数はガヤルドのそれを上回る2万4000台あまりとも言われ、事実上、歴代でもっとも売れたランボルギーニ車となったのです。
ウラカンは2024年生産を終えていますが、10年にわたる同車の歴史の中でいくつかのターニングポイントがありますが、中でも2019年に前後バンパー他、エクステリアを刷新し、エンジンを旧来の高性能モデルであるペルフォルマンテと同様のスペックへとアップグレードし、さらに4WSや4輪トルクベクタリング機構を搭載したEVOの登場は大きな話題を呼びました。
今回モチーフに選んだSTOは公道を往くレーシングカー、具体的にはウラカンのワンメイクレース用車両、スーパートロフェオを公道用にデチューンしたとでもいうべきコンセプトで開発され、そのグレード名は「Super Trofeo Omologata」の頭文字を取ったものになります。
発送予定日:未定