往年のシルビアシルエットフォーミュラをオマージュしたイナズマリバリーを纏った「LBシルエットワークス シルビア」を正確に再現したモデルカーとなります。
モデル化にあたって、原型データは弊社がすでに1/43のモデルカーとしてリリース済みのノーマルのS15型の車体データに、LBシルエットワークス シルビアの実車から採集したモディファイ箇所の3Dスキャンデータをドッキングして設計。実車を製作するように、3D CAD上でノーマル車をLBシルエットワークスへとアレンジしています。
実車のLBシルエットワークス シルビア S15は2021年から現在にいたるまで数台が製作されていますが、こちらのモデルは同車のデビューイベントともなった、奥伊吹モーターパークで開催された『俺たちのモータショウ』でドリフト・デモランを披露した時の姿を再現しております。
複雑な形状の車体はレジン鋳造の限界に挑戦するかのような一体成型とし、シルエット・フェンダーの見せ場のひとつである、フェンダー開口部の掘り込みの深さ、奥行き感に拘りました。リアウィングやフロントのスプリッターは薄さやシャープさの表現に適したエッチング製部品を仕様。
ボディの彩色は車体全体のホワイトと、イナズマラインの黄色の部分を塗装とした他はすべてデカールでの再現となりますが、デカールを貼りつけた上からクリアコーティング塗装を施し、1台1台手磨きで鏡面仕上げとしています。
内装も実車のスキャンデータをベースに造形。ドリフト競技車両らしいドンガラ内装や張り巡らされたロールケージ、2座のバケットシート、コンペティティブなインパネ回りなど、形状だけでなくサイズ感も実車の雰囲気を忠実にトレースしています。
ホイールはシャープな真鍮切削原型をホワイトメタル鋳造部品に置き換え、艶やかなブラックに塗装してのフィニッシュ。スポーク越しには金属感を追求したブレーキユニットもご確認いただけます。
同車は種々の仕様が製作されていますので、今後も弊社では細かなバリエーション展開を予定しています。弊社には他にも多数のリバティーウォーク関連アイテムを製品化しておりますので、是非コレクションして、リバティーウォークワールドをお楽しみください。
※画像はメーカー監修中のサンプルモデルです。実際に発売される商品とは異なる部分がございます。
※アクリルベース、クリアーカバー付属
※2026年5月発売予定
※Released in May 2026
日本の街道レーサー文化のインフルエンサーとして、世界にその名を知らしめるリバティーウォーク。当初はランボルギーニや日産 GT-Rといった高級スポーツカーに惜しげもなくビス留めのオーバーフェンダー、通称ワークス(1970年代のトヨタやマツダのワークス・レーシングカーが装着していたオーバーフェンダーに由来)を装着することによって賛否両論を巻き起こしながら認知度を高めていきましたが、現在は同社の製作するカスタムカーにポジティブに憧れる若年層のファンが多数を占めています。
リバティーウォークはワークスに続いて、1980年代の街道レーサーでは花形的な改造であった、グループ5レースカー風のシルエット・フェンダーをまとったクルマたちを製作し話題を呼んでいますが、こちらのS15もその流れで誕生したマシーンとなります。しかし、このS15に関しては特別な誕生エピソードがあります。というのは、このクルマはリバティーウォークが主催した、若年層向けの『俺のリバティーウォーク』というプラモデルコンテストをきっかけに、「優秀作品は実車で再現される」という特典に則って、もともとはプラモデル作品から生まれたアイデアを実車に反映するという経緯から具現化されたものとなります。星野一義選手の駆った、往年のS110/S12シルビアベースのシルビア・スーパーシルエット風のフェンダーやお馴染みのイナズマカラーなど、ほぼ元のプラモデル作品そのままに実車化されたスタイルはインパクト絶大です。
実車は『フォーミュラドリフトジャパン』参戦用のドリフト競技車両としての役割も与えられており、数台製作された同型車のうち、4ローターのREが搭載される個体も存在し、グッドウッド・フェスティバル・スピードでデモランを行うなど世界的にも有名なマシーンとなっています。
発送予定日:未定